提案事例集Product Case
チタン製白金電極の形状設計のポイント メッキ
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ただの板状電極では電流の流れが不均一になります。
水素水生成器などに使われるチタン白金電極は板材をそのまま使うと電流分布が片寄り、水素の泡が片寄って発生します。四隅と中央の電流密度の差は10倍以上にもなります。
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形状の工夫やラス網にするなどの改良で電流が均一に流れるようになります。
極板は板状ではなく チタンのラス網やパンチングメタルを使うことで電流分布を均一化させ、それにより水素の発生も均一になるので極板全体から均一に泡が発生します。他にも極間距離を出来るだけ離す、接点数を増やす、極板の角を無くすなどの工夫も電流を均一に流すポイントになります。個々の製品についてはお気軽に<お問合せ>よりどうぞ
白金電極に効率よく電流を流すためには極間距離、形状などいくつかの条件が有ります。これらを正しく理解して設計することで問題を未然に防ぐことが出来ます。電流が均一に流れることで電流の熱損失も防ぎ、水の温度上昇も抑えられます。熱損失があるということは水素発生に使われるはずの電流が熱になって失われているということになります。