提案事例集Product Case
塗装マスキング費用を削減する設計のポイント 塗装
Before
マスキング箇所が複雑で数が多い為コストがかかります
※青いテープ箇所がマスキングです
板金製品の塗装でアースを取る箇所がたくさんある製品やマスキングテープが貼りにくい形状の製品はマスキング代が非常に高くつき納期も遅くなってしまいます。マスキング作業はほとんどが手作業のためにコストと時間がかかります。
After
マスキング範囲が、「○mm×○mm以上」というだけの指示の為、が簡単にできるのコストダウンができます
※指示より若干大きめの白いマスキングテープを青テープで固定しています
最低範囲を守れば形には制限がありません
塗装する製品で一部分塗装が付いてはいけない所がある場合は、マスキング箇所の指定に工夫が必要です。例えば、マスキング範囲が30 × 30 とだけ書かれていると、塗装業者はその範囲で正確にマスキングする以外に選択の余地が無いため、コストが高くなります。しかし「最低30 × 30 必要、50 × 50 の範囲まで可などと範囲を指定してあればマスキング作業が簡単になり、費用を大幅に削減することが可能です。
塗装する製品で、アースなどのためマスキングが必要な場合はその範囲に余裕を持たせて指示することでマスキング作業が簡単になり、結果として早く、安くできます。また近接した2 箇所のマスキング箇所を繋げてひとつにまとめるなどの工夫も安くできるポイントになります。マスキング作業はほとんどが手作業になるので、手間がかからないように工夫することによりコストダウン、納期短縮が可能になります。