工程紹介

メッキ工程


ラックがけ(冶具かけ、ハンガーかけ)

お客様から届いた様々な素材や形状の製品とメッキの種類を考え一番適したラックを選んで、丁寧にきれいに並べていきます。髪の毛サイズからスマホサイズまで、対応しています。


アルカリ・超音波洗浄

めっきは表面を分子レベルできれいにする必要があります。油汚れやさびなど、色々な汚れに対して最適な洗浄液を選び、超音波や電気の力でキレイにしていきます。


酸活性処理

製品の表面を活性化し、めっきが付きやすい状態にしていきます。眼鏡によく使用されているチタンやステンレス等、一般的にめっきの難しい素材には特殊な活性処理を行います。


ストライクメッキ

たった0.2~0.5μ程度の薄い膜ですが、めっきの密着を決定する糊付けのような工程です。高級な眼鏡では金属アレルギーに配慮して贅沢ですが純金を糊として利用します。


下地メッキ~仕上げメッキ

やっと本番のめっきです。下地の準備にこれだけ時間をかけることでようやく密着がよく綺麗なめっきができます。メッキの厚みは1万分の1ミリ単位で着けていきます。


仕上げ洗浄

水シミのないきれいな製品に仕上げるために、純水を使って何度も何度も洗浄します。


乾燥

めっきを素早く乾燥させることで、本来の輝きのままお客様の手元へ発送できます。塗装の必要な製品も、一旦乾燥させてから塗装工程に送られていきます。

塗装工程


ラックがけ(冶具かけ、ハンガーかけ)

塗装の方法、製品の形状により様々な形状のラックの中から一番適したラックを選択します。ラックの選択、丁寧なかけ方は 塗装作業全体の能率、品質に大きく影響します。


洗浄

製品だけでなく治具も超音波を使ってきれいに洗浄することで、塗装品質に影響を及ぼす目に見えないレベルのほこりもすべて落とします。


プライマー処理

プライマーとは素材と塗装との密着をよくする下塗り塗装です。素材ごと、塗料ごとに種類を変えて製品一つ一つにぴったりな下地処理をしていきます。


カラーコート

製品のメインの色を付ける工程です。トップコートを吹いた後の色を想定しながらミクロン単位で何度も何度も塗り重ねていきます。


トップコート

ここで塗装の表情がガラッと変わります。マット、ツヤ、ピーチスキンなど最終的な外観、触り心地などがここで決まります。


(焼付)乾燥

焼付塗装は140 ~180℃で焼付け乾燥し、樹脂塗装は常温で数時間~数日乾燥し塗装を硬化させます。


最終検査

塗膜の完全硬化を確認後色むら、コンタミ、膜厚などを検査します。金属製品の塗装不良品は、塗装を剥離し再塗装しますので素材の無駄がありません。


梱包

丁寧な検品の後、綺麗に梱包されてお客様のもとに届けられます。


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