異種金属接合 ロウ付け用メッキとは何ですか?チタンとステンレスを接合できますか?
異種金属接合ロウ付け用メッキとはロウ付けが難しい金属にNiメッキを付ける事で、通常の設備でロウ付けや半田付けが可能になるというちょっと変わった機能性めっきです。高額な設備や特別な技術が不要なため小ロット品でも手軽に接合ができます。
具体的にはチタン、チタン合金、形状記憶合金(超弾性合金、NT合金、NiTi合金)、ステンレスにそれぞれの材質に合わせた前処理方法で熱に強い特殊なNiメッキをします。
これらの金属は通常の方法ではロウ付け、半田付けが不可能であったり、困難であったりします。またチタンとステンレスや銅合金をロウ付けなどで接合することは通常ではできません。しかし、異種金属接合ロウ付け用メッキ後の材質表面はニッケルですから元の材質には関係なく簡単に普通のロウ付けができます。この方法ですとチタンとテンレスや銅合金でもロウ付けができるようになります。しかし「ロウ付けが難しい金属=メッキも難しい金属」ということでもあり、ロウ付けの技術や方法にも影響されるので 採用に当たっては十分なサンプルでの検証が必要です。
この技術で毎月3~5万枚以上の眼鏡を30年以上生産してきた実績がございますからご安心下さい。
(弊社はメッキ業者ですからロウ付けはしませんが、一部ご希望によりロウ付け専門業者に委託してロウ付けする事もできます)
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