眼鏡の色が1年も経たないのに剥げてきました。どうして?
メッキにしても塗装にしてもその眼鏡が純日本製なら少なくても1~2年以上は剥げる事はありません。
絶対とは言えませんが不良品が出て行かないとは誰も言い切れませんけれども・・・。
加工賃にもよりますが、安い金メッキは薄く付けてあるだけなので、早く剥げてしまいます。
最近の日本製の眼鏡は高 級品ばかりになっているのでそのような事はありません。
どこの業界でも原産国表示が問題になっていますが、眼鏡は「眼鏡公正競争規約」という決まりがあって、平成19年から厳しくなり消費者にわかりやすく表示するように改正されました。
眼鏡選びに役立つ情報もありますので以下のHPをご覧ください。
眼鏡公正取引協議会
メッキや塗装が剥げる原因としてこのような事にも気をつけてください。
(眼鏡に限らず身につける装飾品なども)
(1)なるべく眼鏡などを身につけてお風呂や海に入らない。
パーマ液、整髪料がついたらすぐに洗う、特にパーマ液は塗装に重大なダメージを与えます。
たまには中性洗剤を入れたぬるま湯で洗うなどのお手入れをすると長持ちします。
(2)生活環境・・・化学工場で働く人、海や温泉の近くで住んでいる人の眼鏡はどうしても普通よりはダメージがきついです。
(3)体質・・・たまに特別な汗をかく人がいて、メッキや金属を犯してしまったり、プラスチックを変質させてしまう方がいらっしゃるようです。
自分の体質に合った材質の物を買ってください。
(4)小売店の方で勘違いされている方がいらっしゃいますが、
デモレンズをはずす時にネジをゆるめないで無理やり取ると塗装ははげます。
それは当たり前のことですから、塗装の不良ではありませんので弊社での修理は有料になります。
デモレンズでご自分の車の塗装を削る人は居ないと思いますが、もしそれで塗装が剥げてもクレームを付ける人はいないと思います。
実際にデモレンズで車の塗装を削ってみると、びっくりするほど簡単に塗装が削れます。眼鏡の塗装の丈夫さが分かると思います。
樹脂レンズは塗装皮膜より硬いから、塗装が負けてしまいます。取り扱いには十分にお気をつけください。