電着塗装とは?電着メッキとは?
電着塗装とは、製品を水溶性の樹脂を溶かした液中に入れてメッキのように電気を流し、付着させた樹脂を乾燥させ、熱硬化(160~180℃)させるものをさします。
電着メッキとも呼ばれますが、析出した膜はあくまで樹脂であり、よって「塗装」です。塗膜はホームセンターで売っている赤や青のペンキと同じ樹脂成分です。付着した膜が金属のものが「めっき」です。例えば銅メッキ、金めっきなどは金属ですね。
一般に自動車製造過程のシャーシの段階でサビ止めを兼ねて施されるのは有名ですね。
細部にわたりきれいに均一にコーティングされて仕上がりは最高です。
ただし設備やコストが高いため、大量生産されるような商品向きです。
もちろん塗装される素材は導電性があり耐熱であることも必要です。
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