塗膜の密着を良くする方法や下地処理はありますか?
塗装の密着性を向上させる方法は、化成処理としてリン酸塩処理、クロメート処理などが有効です。
(株)ワカヤマの取り扱いめっきの中ではクロムメッキ、黒クロムメッキ、黒ニッケルめっき(スズ-ニッケル合金)、化成処理の中ではリン酸亜鉛処理皮膜が塗膜との密着がすぐれています。
他に素材との密着を強化する為にその素材にあったプライマーを使い密着を良くします。その為、素材の種類や表面状態(研磨、ブラスト、焼けなど)は大変重要な要素になりますから必ず把握しなければいけません。
銅や真鍮などすぐに表面に錆が発生する金属はメッキすることをお勧めしてます。
樹脂への塗装も樹脂の種類によってプライマーを使い分けます。その為、ABS、塩ビ、PP,、ポリカ―ボネートなどの樹脂の種類が分からないと最適なプライマーの選定ができないため 密着を保証することが出来ません。
⇒焼付塗装の製品ページへ
⇒樹脂塗装の製品ページへ