見積もりをするにあたっての必要事項は何ですか?
メッキや塗装の正確な見積もりをするためには以下の事が分からないとできないため
打ち合わせをして教えていただくことが必要です。
①加工種、何のメッキなのかどんな塗装なのか? または表面処理にどんな事を求めているのか?
→光らせたい、耐食性、耐摩耗性、防眩性など
⇒メッキと塗装の選び方
②材質、数量
基本的にご自身で製造、発注した製品の材質が分からないということはないと思いますが、
もしお分かりにならない場合は金属なら弊社で調べることもできます。
(修理品、既製品の加工は基本的にお断りしております)⇒どうして修理品は加工できないの?
樹脂は弊社では調べられませんのでABSとか塩ビ、PP、6-6ナイロンなどの材質が分からない場合は
下塗りプライマーの最適な選定ができないため サンプルでの密着テストが必要になります。
材質によっては塗装が密着しないものもあります。
メッキも金属の種類によって前処理方法が変わるため 材質を間違えると密着不良になります。
③形状、大きさ、加工してほしい面・特に必要がない面・どちらでもよい面
(加工可能寸法は製品案内の各ページに記載)
図面や写真を添付してください。形状により加工可能かどうかの判断をします。
既存のラック(冶具)にうまく合うかどうかは最終的には現物での確認が必要です。
既存のラックに合わない場合は専用ラックの用意が必要になります。
④メッキや塗装の仕様が分からない時 に教えてほしい事
〈例〉
何ミクロン付けたい、いくらで加工してほしい
屋外使用か屋内使用か、水・油がかかるなどの使用方法、
製品の上代価格(小売価格が5千円の眼鏡と5万円の眼鏡では当然メッキの値段=メッキ厚みなども違います)
表面処理に求める品質・耐久性・要求事項など