色彩のお話 パート6、目立ちそうではっきりしない黄色
黄色から想像するもの
・バナナ、パイナップル、レモン、カレー、たくあん、卵黄
・枯れ葉、落ち葉、
・稲穂、
・黄泉 (読めますか? よみのくに の「よみ」 死後の世界)
・黄色信号、危険、硫黄
・黄金、金髪、黄色人種
・軽薄、愉快
黄色が好きな色と言う人はあまりいません。
男の色でもなく、女の色でもない どっちつかずの中性色です。
日本人は黄色人種だからか 黄色は嫌いです。
黄色と云う色はイメージが定まらないので 世界中見ても黄色が流行した事は
あまりないそうです。
黄色の商品と云えば コダックフィルムの箱の色です。昔は売り場全体が黄色だったような気がしますが
日本人の感覚ではあの配色はありえません。
なぜあの色が売れるのか いろいろ論議がありましたが
今やフィルムなんて見かけないので 若い人には分からないでしょうから止めましょう。
あと 紅茶の箱くらいでしょうか?
あまり黄色い商品は思い浮かびません。
英語のyellowは面白い意味があります。
You are yellow. おまえは弱虫だ、臆病だ
yellow fever 黄熱病
yellow flag 黄色旗 検疫旗
yellow card イエローカード
yellow jacket スズメ蜂
次なんか極め付け
yellow peril 黄禍、 東洋人の進出(侵略)に対する欧米人の恐怖の表現
ジンギスカンが中東からヨーロッパ近く、ロシアあたりまでせ侵攻した時
よっぽど怖かったらしい
でも コダックにしてもリプトンの箱、イエローキャブ、イエローページ、金髪、黄金など
アメリカ人は黄色が好きなんです。
だからはっきりしない黄色
love yellow!