それもこれも地球のため。REACHを分解。
業界用語分解シリーズNo.2です。
今年、問い合わせが多かったREACH(リーチ)。
REACH はRoHS(ローズ) や WEEE(ダブルトリプルイーorウィ―) のような
指令 や 規制 とは意味合いが違います。REACHは 規則 となっております。
EUのいろんな化学物質の関連規則を一つにまとめたもので
日本で言うと 化審法 や PRTR法 等々をまとめたものに近いかと思います。
したがってREACHの対象化学物質は何万種類となるということになります。
REACHという言葉を分解してみると、
R はRegistrationで 登録
E はEvaluationで 評価
A はAuthorization and Restrictionで 認可と制限
CH は Chemicalsで 化学物質
となります。
どちらかというと川上企業である当社であっても、その動向から目を離せません。
とくに高懸念物質(SVHC)候補物質、中でも認可候補リストに入っている物質は
注意が必要なのです。
現在SVHC候補物質は46物質、その中の認可候補物質は7物質です。
いろいろ大変ですが、それもこれも地球のためと思って取り組んでいます。
高懸念物質(SVHC)については次回に記します。
お、ひさびさのまじめな話題・・・。 Koichi Tsukatani