ドライバー、一般的に押し:回しは8:2と言われています。
「工具の雑学シリーズ」 その2 「ドライバー編」 です。
言わずもがな ドライバー とは、
ここ千年でもっとも優れた発明とされる 「ねじ」。
をまわす JIS用語で ねじ回し のことです。
写真は愛用のドライバーたちです。
とりあえず VESSEL(田口鉄工所) で統一しています。
PBスイス なんて高級ツールもありますが、
ベッセルのドライバーならまず間違いないと思います。
1 から順に用途を説明します。
1,2 電工ドライバープラス・マイナス
・・・柄の部分が絶縁加工されている電工作業用のドライバー。
一般的な用途でもOK。
3 スタッビドライバー
・・・柄の長さが短く、狭い場所での作業に便利。
4 ソケットドライバー
・・・狭い場所での六角ボルト・ナットを回す時、
ハイスピードで回す時超便利!写真は10mm。
5 貫通ドライバー
・・・グリップ部にドライバーの金属部が貫通し、グリップ先端が金属製。
ハンマーで叩いて使用することを前提としている。
固着したネジに重宝。
ただし 電気工事に使用はNG。感電の危機あり です。
さてドライバー使用時の力のかけ方ですが、
一般的に 押しが8で、回しが2 と言われています。
人によっては 9:1 でもいいと言われますが、これを怠るとネジをなめて
回せなくなります。眼鏡もそうですね。
次回は「レンチ編」の予定です。 Koichi Tsukatani