会長の戯言 ブログ

工場見学(株式会社能作、株式会社スギノマシン)

先日 眼鏡素材研究部会で富山県の能作さんとスギノマシンさんに工場見学をさせていただいた。
能作さんは400年前から伝わる高岡の鋳物技術を使い 現代風な製品を作り 直営のショップを
銀座や大阪など8店舗も出している。海外にも目を向けています。
400年間誰も作らなかったものを思いつく発想と技術力がすばらしい。

スギノマシンさんも歴史は古く、戦前に創業した機械メーカーである。
ボイラーの配管の中をそうじする機械などから始まり、高圧ウォータージェット洗浄機、さらにそれをどんどん高度化していき
水を300気圧以上、スピードはマッハ2~3でノズルから噴射して 金属を水で切るという 素人からみればとんでもない発想でものつくりをしている会社です。今では 独自技術を応用して医療、航空機、食品などにどんどん進出しています。

2社とも 技術の基本は大昔にあったものですが、それを利用する発想がすばらしいと感心しました。


(株)能作 鋳物工場

錫の鋳物


自分で自在に曲げて使える


(株)スギノマシン   水で切ったアルミ


お気軽にお問い合わせ
くださいませ

技術ハンドブック