夢のめっき「超臨界めっき法」 メッキ
「超臨界ナノプレイティング」と言うらしい。
まず私も良く理解できていませんが、超臨界流体という気体と液体の性質をもった物(?)があるそうです。
超臨界液流体は流体に近い密度と気体に近い粘度、高拡散性を持っているそうです。
もう何だか分からなくなってきますが、超臨界流体は、液体程ではないが物質を十分に溶かすことができ、気体のようにナノサイズの領域に侵入することができるらしい。
超臨界二酸化炭素を用いた洗浄と乾燥技術はもう確立されているんだって。
これは1つの装置の中で超臨界二酸化炭素を使って洗浄と乾燥ができてしまうということらしい。
それで洗浄の後に、超臨界二酸化炭素に酸性液を溶かして酸洗いし、次にめっき液を溶かしてめっきをし、乾燥させれば1つの装置でめっきができて完全クローズド化され、排液も出さずめっき皮膜の結晶が緻密になったり硬度が上がったり良いことだらけらしい。
そんな実用機ももうできいるらしい。
らしい、らしいの連続でしたが、あと数年後にはどっと普及してうちにもこの装置がズラーッと並んでいるかも・・・?