携帯電話レンズカバーには「黒ニッケルめっき」処理が最適です。 メッキ
*黒ニッケルめっき
黒ニッケルめっきは色々な名前で呼ばれています。
例えば、ガンメッキ、ガンブラック、黒メッキ、ブラックメッキ、錫‐ニッケルメッキなどです。
黒と言っても真っ黒ではなく濃いグレー色なので、勘違いしないでください。
用途は重厚なグレー色を生かした装飾用、光反射を抑える防眩性、アンティーク仕上げの下地めっき(黒ニッケル後わざと傷だらけに剥がして上からゴールド色塗装すればアンティークゴールド)などです。
なかなか気難しいメッキ液で、管理するのに結構手間と時間がかかります。
弊社では20年以上この偏屈なメッキをなだめながら使ってきましたのでそれなりのノウハウがあります。
初めてこのメッキを使うメッキ屋さんは必ずはまります。
一筋縄でいくメッキではありません。
携帯電話のカメラのレンズカバーを弊社ではこの部品を毎日5万個から10万個メッキ処理していますが、バレルめっきではなく1個ずつラックにかけて変形、傷が無いようにめっきしています。
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